2015/05/26
幼児教育3年 あかちゃん講座がひらかれました
幼教3年では最終学年として、もう一度、こども一人ひとりの個性や成長に
目をむけて保育を考えるということを目標にしています 😀
そこで「こどもAction」と名づけて、「命の誕生」や「子どもの行動観察」
「行動観察発表会」といった授業を順に実施することになりました。
今回は、先日行われた「命の誕生」の授業の様子をお伝えします。
この授業では、助産師さんから赤ちゃんの誕生・出産について教えていただきました。
まずはスライドや映像をみながら、卵子と精子がどう出会うのか説明していただきました。
「たった1つの卵子と精子が出会う確率はどれくらいだと思う?」(助産師)
「・・・億とか?」(生徒) なかなか想像がつきません。
「計算上では1051兆2000億分の1 なんですよ。」(助産師)の言葉に
😯 !!・・・生徒たちも想像を越えてしまって、実感ができませんが、
「すごい奇跡って、こと・・・だよね??」(生徒)と友達同士で顔を見合わせていました。
胎児の成長過程をとてもリアルな映像で見せてもらい、話は出産の話へ・・・
陣痛の話や産道からどのように子どもがでてくるのか、模型を使って
詳しく教えてくださいました。
生徒たちは、人形が骨盤模型から出てくる様子をみて
「痛そう 😥 」 「うわぁ 😥 」 と言って、痛そうな顔をしなが見つめていました。
赤ちゃん模型が無事出産すると 「はぁーーーーー」と生徒たちも大きく息を吸って 😮
・・・なんとも臨場感がある場面となりました!
また出産のDVDを見ると、画面の中の頑張るお母さんの姿に涙する生徒も 😥
命の輝き、力強さを感じられるDVDでした。
講義の後は、グループに分かれて、「胎教(妊娠中に子どもに何か与えること)は必要か?」
などについて話し合いました。
「絵本のよみきかせとかはした方がよいかも」
「クラシックの曲を聴かせると良いと聞いたことがある」
などの意見もある一方
「昔の人はそんなことをしていなかったから、特別なことは必要ないと思う」 と言った意見も。
また
「スピードラーニングなどで英語をずっと聞かせて、英語がペラペラになるようにする☀」
といったイマドキな意見も出ていました。
こういった子育てに関する意見や価値観の違いは、実は妊娠中から始まっているということに
改めて気付かされました!!!
次は、妊婦体験です。おもりの入ったものを付けて、動いてみます。
「よいしょ」と掛け声がいるような、ゆっくりした動きで立ち上がります。
階段の上り降りもしてみたのですが、「足元が見えないから怖い」と話していました。
別のところでは新生児の重さ、大きさに作られた人形をだっこしました。
「かわいい♥」 「小さいわぁ 😆 」など、いろいろな声掛けをしていました。
3年生でもう一度、保育の原点を見直すことができ、とても貴重な時間となりました。