コース別取組では、技術や意識の向上をねらいに計画段階から内容を吟味しています。

今回の３年生は、高校生活最後の取り組み！！！

『店頭に並ぶ生ケーキを作りたい！』をコンセプトに、

バームクーヘンで有名な‘クラブ・ハリエ’で、ケーキ教室をされています

先生に来て頂き、

秋らしい洋菓子『シャルロット・ポワール』(洋なしのムースケーキ)を教えて頂きました。

１つのケーキが出来上がるまでの全ての行程を修得し、本当に販売しているケーキを作ることができ、驚きと満足感でいっぱいでした。もちろん！とても美味しかったです☆

２年生は、七條甘春堂にて、和菓子体験をしました。和菓子は、２度目の体験です。

１年生の時より手つきがスムーズで、今回は、きんとん(裏ごしたそぼろ状のあんをまぶした御菓子)を作りました。細やかな作業を慎重に丁寧に行い、秋らしい和菓子ができました。

自分で抹茶を点て、作った和菓子といただきました。

その後、京都女子大学のキャンパスツアーに参加しました。

パティシエール選択では、お菓子の世界へ進む者や、大学・短期大学へ進学する者、それぞれです。『栄養系』の大学に興味を持つ生徒もいます。来年の受験にむけて、大学を見学しました。文化祭中で、大学の楽しい雰囲気を味わえました。

１年生も、初めての和菓子つくりに挑戦しました。

毎年お世話になっている『京菓子司　総本家　よし廣』にて、

秋の和菓子を教えて頂きました。

‘紅葉’と‘銀杏’です。色のグラデーションの出し方を教えていただき、

難しい作業に四苦八苦しながらも、美しい仕上がりに満足げでした。

興味深く同じ女性で、活躍されている職人の方の手つきを見て、真剣な眼差しで作業していました。

お茶とお菓子をいただき、作った和菓子を化粧箱に入れ、お持ち帰りしました。

『「ほんまに作ったん？」と母に聞かれました（笑）』と後に話してくれました。

パティシエールでは、多くの体験を通じて、スキルアップ以外に、

「意欲」を持つための意識向上も目的にしています。

教えて頂く先生方に魅了され、自分の将来の活力になればと考えています。