2015/02/03
松永先生による講演会
こんにちは :-) 今回は中学3学年全体で実施した総合学習をご紹介します!
特別講師として松永信也先生をお迎えして、
『目が見えないとは?』 『中学生のわたしたちができることは?』
といった内容で講演をしていただきました。
まずは中学2年の代表者が先生を会場までご案内しました。
教員から簡単に案内方法の説明をうけましたが、
「大丈夫かなぁ 😕 」(生徒)と不安な様子・・・
しかし!!先生の方がスタスタと早足で歩かれており、案内生徒もびっくり 🙄
まずは先生の簡単なご紹介から始まり、お使いの道具も見せていただきました。
「目の見えない人っていうけれど、全盲の人はどれくらいだと思う?」(先生)
「実は、本当に少なくて、少ーーーしだけ見えるという人が多いんだよ」と
教えてくださいました。それには生徒たちもびっくり 😯
「じゃぁ、一部分だけ少し見えるってどんな感じか体験してみよう!」と先生。
みんなでげんこつを目の前において体験しました。
隣同士で「見えない!」「横向いたら、ちょっと顔が見えるかな?」など
色々な声が飛び交っていました。
疑似体験とはいえ、『見えない世界』を少し理解できたようです。
いろいろなお話のなかで、何度も先生が話されていたのは
「どんなことに困っているのかなぁということを知って、今度目が見えない人が
困っていたら助けてあげて」ということでした。
なんと以前、先生が町中で若い女性に助けてもらったそうですが
その方から「わたし精華の出身なんです。先生にお会いしたことあるんです。」
と言われたそうです。先生はすごくすごく嬉しかったと話してくださいました♪
なによりも『知る』という体験が、きっと次の大きな一歩につながるはずです。
講演後の生徒の感想にも「何かできることはないか、考えるきっかけになった」
という声が多く寄せられていました。