中学生日誌blog

2017/06/06

中1 総合学習で「手話」を学びました

平成29年5月~6月、中学1年生の総合学習で、専門の講師の先生方に来ていただき「手話」を学びました。

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「口で話す」という方法以外に、どのような方法で意思を伝えることができるのか?

身振り(ジェスチャー)、メモ書き、空書き、指文字…いろいろな方法があります。

自分の意思を人に伝える、他の人の意思を受け取るというのは、意外と大変なことです。

「トイレはどこにありますか?」

この一言だけとっても、お互いが理解できないととても困ります…。

先生のお話しを真剣に聞き入る生徒一同。そして、少しずつ実践に入ります。

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これはゲーム形式で取り組んでいるところ…。
2人1組になって、決められたお題を何とかして相手に伝えます。
そして相手がきちんと読み取ってくれたかを、黒板に書いて確かめます。
「えんぴつを3本貸してください。」
「わたしは、バスケットボールは苦手ですが、水泳は得意です。」
などなど…。

生徒の中には、小学校の時に少し学んでいる子もおり、その知識や身振り手振りを合わせて何とか相手に伝えようと励んでいました。

また、伝えられる方も読み取ろうと懸命にがんばっていました。

そして、内容は少しずつ難しくなり、自分の苗字を手話で表す取り組みに…。

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2人1組になって、自己紹介をし合います。

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「こんにちは。わたしの名前は○○です。あなたの名前は何ですか?」
「わたしの名前は△△です。」
「「よろしくお願いします」」

たどたどしいですが、伝えよう&読み取ろうとする思いが大切です。
上手にできると、まわりで囲んでいる一同から手話で拍手が送られました?

手話の授業は、2学期も引き続き行います。

このような授業を通じて、生徒たちの興味や見識の範囲が広がり、社会に貢献できる大人に成長してくれることを期待します。