2012/06/04
サイエンス 琵琶湖で釣り体験!
6月2日(土)、サイエンスクエストは琵琶湖に釣りに行ってきました!
釣りは初めて!という人も多い中、2人1組になって、いざ挑戦です☆
おっ、まさに「釣り人」という感じですね。
垂らして少し待つと…
「わぁ釣れたー!」
はじめて魚を釣ることができ、大喜びです。よかったですね(^-^)
…でも、実は、その後が大変;
生徒「どうやってはずすの~?(泣)」
すかさず、地元の方からアドバイスが…
地元の方「かわいそうに。針を飲み込んでしまってるんや。もっと早く引いてあげないとあかんよ。」
生徒「そうなんですか!(驚)」
思いも寄らぬところで、親切な地元の方々とのコミュニケーションもとれました。
また、見るに見かねて魚を針からはずしてくださった方もおられました。
ご親切にしていただき、本当にありがたかったです。
また一方で…
最初は、「怖い~!気持ち悪い~!」と言っていた赤虫も、ほぼ全員が触れるようになりました。
みんな成長が早いですね(^-^)
今回はブルーギルをメインにし、1時間半で、各班10~20匹ずつ釣ることができました。
ただ、このブルーギルは、外来魚として有名な魚です。
琵琶湖の周辺には回収ボックスがあり、日本の固有種を守るために、湖には返さずに回収ボックスに入れることになっています。
「じゃあ、外来魚は悪者なの?」
しかし、このブルーギルも、そもそもは戦後の食糧難を防ぐために日本人が持ち込んだものです…。
そう考えると非常に複雑ですね…。
今回の釣りを通して、それぞれの胸に学んだことは、たくさんありました。
これからも自分自身で悩むことのできる機会をつくり、自分自身で何らかの答えを見つけていけるように
、いろいろな体験をしてもらいたいと思います。
また本来なら、「どんなエサをつけるとどんな魚が食いついてくるか?」「どの時間、どの場所で、どんな針を使えばよいか?」…こんなことを考えることも、「釣り」の醍醐味の一つです。
今回で終わることなく、また何回も経験することで新たな考えが生まれ、学ぶことも広く深くなるはずです。
「先生、また釣りしたいです~!!!」
何人もの生徒からリクエストがありました。
はい。また行きましょうね(^-^)/