高校生日誌blog

2017/11/21

遊学コース 2日間のコース別取り組みで「中学の先生体験」!

平成29年11月14日(火)と15日(水)、2日間にわたり、高校2年生の各科・コース・選択では、それぞれの内容に特化した授業が展開されました。

その中で、今日は「遊学コース」の取り組みを一部ご紹介します。

遊学コースでは、1人1台iPadを持ち、ふだんからさまざまな課題研究、レポート・発表資料の作成、発表、グループ内でのディスカッションなどを行っています。

そしてこの2日間では、これまでの授業で経験してきたことを生かして、「中学生への授業」に取り組みました。中学の朝礼・終礼と、社会の授業で先生の代わりになって教壇に立ちます。(社会の先生は全員、遊学コースの日々の授業を担当している先生陣です。)また、昼食指導として、お昼休みをともに過ごしたり、終礼後の掃除も一緒にやってくれました。

◆朝礼の様子

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初めて中学生の前に立つので、緊張しています。それでも、朝礼で必要な確認事項などをこなしてもらいました。

◆授業の様子

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予め、中学1年~3年の授業の内容を確認し、スライドを作って来ていました。「難しい内容でもどうしたらわかってもらえるか?」それぞれに試行錯誤をしています。

中学3年生の公民の分野では、選挙の内容で「くちぱっち党」と「めめっち党」があったとして…というように、生徒の好きそうなキャラクターを上手く登場させて、興味が自然と出るように工夫していました。

どの学年も、中学生からは「丁寧に説明してもらえてわかりやすかった」などの声が聞こえてきました。  

◆最後の日の終礼

遊学コースの2人から、中学生のみんなへの挨拶をした後、中学生の学級委員から「修了証書」が授与(笑)されました。

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遊学コースの生徒たちはこの日、中学生がふだん行っている自主学習ノート(通称「マイスタ」)のチェックをし、各クラス全員のノートに一言メッセージを添えていました。

「毎日、こんなにたくさんの単語を書いてるなんて偉い。将来必ず役に立つよ。」

「毎日の課題をこなすのは大変だよね。でも続けていたら絶対自分のためになるからあきらめずにがんばって。」

など、温かいメッセージが書かれていて、中学生はみんな「全員のノートに書いてくれたんですか?!」と驚くとともにとても喜んでいました。

「また学校内ですれ違うこともあると思うから、その時はぜひ声をかけてくださいね。」と高校生が言うと「はい!」という元気な言葉とともに拍手が送り返されました。

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修了証書を持った遊学コースの生徒2名と、担当したクラスの中学生たちです。

高校生・中学生ともに、とても充実した2日間でした?