高校生日誌blog

2019/08/28

第28回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)レポート

8月2日、伊丹空港から、決選の地、高知へ、いよいよ出発です。

高知市に到着。はりまや橋で記念撮影。

8月3日、大会1日目。大会会場「かるぽーと」にやって来ました。

高知県知事も参列した開会式。一次競技のテーマは、「よろこんでやらせていただきます」でした。

さぁ、制作開始。頑張るぞー!

途中、大量に送っていただいた応援ファックスに力づけられたり、

TV取材に来られたアンジェラ芽衣さんのスタイルにビビらされたりしながらも、

何とか、締め切り1分前、午後5時14分に作品完成する事が出来ました。
1時間後、緊張の結果発表で、出場校33校の内、15校が決勝戦に進むことが出来ます。

皆、祈る気持ちで、呼ばれる事を待っていましたが、6番目に京都精華学園の名前が呼ばれました。無事、一次競技通過。今晩は、ゆっくり寝ることが出来ます。

作品は、急にドラ息子から、「明日帰るので、ご飯用意しておいて。」と言われた母親が、「久しぶりに電話かけてきて、こっちだって忙しいのよ。」とキレるものの、内心喜びながら、ご飯の準備を始めるというもの。ツンデレ母親の姿をセリフが無くても伝わるように表現しました。

8月4日、決勝戦。今日も頑張るぞ! 決勝戦は、昨日、勝ち残った15校に、今朝、敗者復活戦で勝ち上がってきた5校が加わり、20校でおこなわれます。

決勝戦のテーマは「元年」。今回、一番自信を持って、準備してきたテーマでした。

昨日の制作から、反省点を修正しながら、制作し、

締め切り10分前の4時50分、作品が完成しました。
作品は、「リョウタと恋に落ちたので、2019年はR元年」とノロける女子高生の恋年表。マサルに恋した年は、M元年という風にし、明治から令和までの元号にイニシャルを合わせてみたものです。

遂に決勝戦の結果発表、一番最初の発表は、「3位」からです。すると、いきなり「第3位、京都府 京都精華学園高等学校」と呼ばれました。いきなり過ぎてビックリしました!

5名全員で、壇上に上がり表彰状をいただき、

沢山の副賞をいただきました。

出発前に、「共学化して、初出場。精華の新たな歴史を刻む」と冗談半分で言っていましたが、思いがけず、実現してしまいました。

しばらく信じられない気持ちでしたが、貼り出された結果を見て、現実感が少しずつ出てきました。

閉会式の後は、地元高校生有志主催による懇親会。超楽しかったです。他校生とも仲良くなりました。
 

言葉はよく分かりませんでしたが、台湾の生徒さんとも、同じ漫画家さんが好きという事で、盛り上がる事が出来ました。とても楽しい夜でした。

8月5日は、帰路の飛行機までの間にオプションツアーがあり、四万十市にある「海洋堂ホビーミュージアム」に行かせていただきました。

同じく海洋堂の「かっぱミュージアム」も鑑賞しました。どちらも面白かったです。

いよいよ、高知ともお別れ、予選から、本選準備、そして大会本番と、5人で協力して、やって来ましたが、京都に帰れば、この5人組も解散です。

すこし寂しい気持ちもありますが、やり切った充実感の方が強く、振り返れば、しんどかった事も、楽しい思い出になっているように感じます。

ありがとう!まんが甲子園!ありがとう!高知県!また逢う日まで!