2022/08/10
幼教の1学期の取り組み① ~養護体験~
幼教の1学期の取り組みを数回にわたってお伝えします!
2年生では子どもの養護について学びました。
その中でベビーカーについて学習する時間があり、
世間でよく意見が分かれる『電車やバスにベビーカーをそのままで乗るか、たたんで乗るか』について体験を通して考えました。
電車やバスでは基本的にたたむ必要はないとされています。
生徒自身は、普段、電車やバスでベビーカーを利用している方を見かけることはあっても、あまり気にとめたことはなかったようで、
世間の声、ベビーカーの利用者など様々な立場で考えました。
大きな荷物を持って、赤ちゃんを抱きあげながら、ベビーカーをおりたたむことはとても難しく、
さらにすべてを持って階段ののぼり降りはとても大変です。
生徒たちは
「ベビーカーも荷物もと思っていると、子どもがちゃんと抱けてなくて危なかった」
「(補助の生徒が)隣に人がいても見てるだけだと、ちょっと手伝ってよって思った」
「今度駅でみかけたら、声かけてみよう」
など口々に意見を言っていました。
ベビーカーを利用している親子は、町のひとつの風景として何も気づかないままだったかもしれません。
体験を通して、色々な人の気持ちに寄り添うことができれば、優しい気持ちで過ごせます。