先日の第１回に引き続き、看護・医療系選択シリーズ第２回目は「病院体験・見学」についてです。２年生はコース別取り組みとして、平日に病院体験に行ってきました。そこで、看護体験をし、病院で働いている方の話を色々と聞きました。現地で働くみなさんからお話しを伺うことで、自分の将来希望する仕事について、色々な角度から知ることができました。

看護師さんだけでなく，理学療法士さん，栄養士さん，事務員さんなど病院で働いているさまざまな方の話を聞くことができました。

こちらは手術室に入るところ。手術台に寝てライトで照らされ、患者さんの気持ちを考える体験でした。手術に使う器具も触らせてもらいました。

また、こちらは車椅子や歩行器、ストレッチャー、車椅子に乗ったままの食事介助と患者さんの気持ちになって考える体験です。乗ってみて初めてわかるのですが、車椅子で坂を前向きに下りるのはとても怖いです。介助のとき、なぜ後ろ向きに引くのか、そしてゆっくり動かすようにするのかが納得です。

こちらは心電図モニターを扱う体験です。心電図の検査を受けたことはありますが機械を触るのは初めてです。

介護資格を持っている生徒は、病棟では食事介助のお手伝いをしました。患者さんにご迷惑をおかけしないようにと、生徒はとても緊張している様子でした。

今回の病院体験は人数が多く、２ケ所の病院にお世話になりました。大学での体験や病院での体験を通し、医療の仕事に改めて興味を持ちだしたメンバーもいます。「将来の進路についてしっかり考えていきたい。」というような気持ちを話す生徒もおりました。

最後になり ましたが、お世話になった病院関係者のみなさま、おかげさまで本当に貴重な体験をさせていただきました。誠にありがとうございました?

平成２９年１２月、現在中学生のホームルーム教室として使っている北館とお別れの日が近づいてきました。

５５年間お世話になった北館校舎…。

中学２年生が、感謝の気持ちを込めて壁にメッセージをはりつけました。

「今まで過ごした校舎がなくなると思うとさびしい?」

という声が聞こえてきました。

「５５年間、本当にありがとう?」

感謝の気持ちをこめて、あと少しの間、お世話になります。