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2018/02/19

檸檬

檸檬

梶井基次郎の『檸檬』と言えば—

「京都が舞台」「丸善ってあの丸善らしい」「檸檬が爆発?」と、作品のイメージは浮かぶけれど内容は説明しにくい本なのでは?

本の装画やCDジャケットで人気のイラストレーター、げみ氏のイラストとコラボしたこの本を読むと、主人公が歩いた街の風景や、今よりももっと暗い夜の中で店先に浮かび上がる果物の色合いがあざやかに伝わってきます。